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『ラピスの心臓』とても丁寧かつ濃厚なファンタジー小説。つきぬけた爽快感がある。

小説を読もう 『ラピスの心臓』 の感想を書いてみる


【小説を読もう】
ラピスの心臓

 

凶暴な生き物がひしめき合う灰色の森に覆われた世界。孤児の主人公は、凄腕の暗殺者に偶然拾われ、様々な知識と技能を習得する。物語は成長した主人公が見聞を広げる旅にでるところで始まる。

 

・・・。

 

ブログで紹介するまでもなく、けっこう有名な小説な気がする。

自分もかなり前から知っていたが、文字量こそ多いものの話数が少なかったので、寝かせていた。

最近になって、コメントで作品を紹介されて、今の今まで読んでいなかったことに気づいたので、読んでみることにした。

 

結論からいえば、めちゃくちゃ面白かった。

 

導入部こそありがちかな?と思ったが、それは最初だけで、章ごとに違った面の面白さをみせられて、まったく飽きない。

いや、物語の展開こそ、鬱憤を溜めて、溜めてからの主人公TUEEE!!!という同じような感じなんだけど、爆発力がすごい。主人公が、生まれ持った動体視力と育ての親仕込みの戦闘術で、獅子奮迅の活躍をするところは、視界が一気に晴れわたるかのような爽快感がある。

 

そして、周りを固める登場人物の心情描写も丁寧であり、感情移入がしやすい。

自分は主人公が置いてけぼりな展開が続くと、違和感が生じていく方だが、この小説では、それぞれのキャラに愛着がもて、そういうのを感じなかった。というか、そういう違和感が生じたら、絶賛しないわけだが。

無名編で登場した蛙人は惜しい。また出番があるといいんだがなぁ。

 

気になったところは、主人公の性格と行動が、物語の展開にひっぱられているように感じたところかな。

小説内にその行動をとる理由は、描かれるので、破綻しているわけではない。ただそれでも「ここでそういう行動とるんか」と思うことがあった。主人公が世にでてきて浅いので、まだまだ成長中と捉えることはできるが。

 

あと・・・欲をいえば、一話一話が濃厚な文章量だけど、もっと更新速度があがってくれると嬉しいかな。

年単位で寝かしていたのに、立身出世はこれからってところで、物語の終着点はまだまだ先。

つ、続きが読みたい・・・。

 

とても丁寧なファンタジー小説なので、オススメです。まだ読んでない人は是非。

こりゃ書籍化されますよねぇ。


■関連:
『神様、いい加減にしてください』 コメディに恋愛ミステリーを足した奥の深い小説だった。

『ダンジョン+ハーレム+マスター』過激な描写が多分に含まれるダークファンタジー。

『君の膵臓を食べたい』 読んでもらいたいと声を大にしていいたい小説

『ブルージャスティスここにあり!』 基本コメディなノリの兼業ヒーローモノ。

 

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